乳幼児突然死症候群(SIDS)

昨日、厚生労働省の研究班はSIDSの診断基準を初めて統一的に作成しました。

窒息死や虐待死がそれと誤診されるのを防ぐためだそうです。

【新診断基準】
対象年齢を2歳未満から1歳未満に引き下げ

そのうえで、

  • 診断条件に解剖の実施。未実施の場合などは死因の種類を「不詳」とする
  • 法医学的な証拠に基づき窒息死、虐待死でないことを判断
  • 窒息死とするにはベッドの隙間に頭が挟まれるなど物理的状況が必要。うつぶせだったというだけでは不十分


SIDSは、主に睡眠中に起こり、発生頻度は4000人に1人。
生後2か月から半年に多い。
原因は特定されていないが、両親の喫煙や、うつぶせ寝などでリスクが高まるとされているという。
(4月19日 読売新聞 朝刊)


SIDSだけではなく、まだまだ原因が不明な病気がたくさんあります。
親をさせてもらっている以上、他人ごとではありません。
いつ身近に起こってもおかしくないのです。
家族はちゃんと向かい合って悔いが極力少ないよう、日々を過ごすしかないのでしょうね。。